演出は神である!

劇団十夢の演出です。
芝居を作る上での苦労話や映画・演劇を観た感想などを独断と偏見にまみれて書いていこうと思います。
(映画は★10点満点で採点してます)
どなた様もお気軽にコメントください。

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2016.10.31 Monday

2016/10/30 練習

 

 

ども、演出です。

劇団に関する更新は久し振りな気がします。

ってか、本当に久し振りです(汗)

ま、

ちょっと色んな事があり、

ここらで「演技とは?」について語っておこうかと思いまして、ブログを書くことにしました。

毎回のように書きますが、これからオイラが語ることは、あくまで「オイラが考える」演技に対する捉え方です。

決して正解な訳ではありません。

 

これをご覧になって下さる読者様は、オイラの意見に対し自らの哲学を深めて頂ければ幸いです。
(ただし!十夢の役者は、オイラが演出をやる以上、オイラの考えが正解です。オイラの哲学に基づいた演技を達成できるように努力してもらいたいと思います。)

 

さて、

演技とは?

という問いに対して、オイラは何度か明確に答えてきました。


演技とは、

 

 

 

物事を表現すること

 

 

 

であると。

 

時に役者は「人以外の何か」を演じなければなりません。

例えば吸血鬼や悪魔なんかは、体のフォルムが人間と似ているので想像はしやすいかもしれませんね。

では、

猫や犬、象やキリンはどうでしょう?

感情や特徴がある分、まだ入りやすいですね。

ではでは、

石や看板、電信柱などはどうでしょうか?

皆さんならこれらの「役」をどう表現しますか?

想像してみて下さい。

そして更に、

水や火をどう表現するでしょうか?
(炎ではなく火です。炎は表現しやすいでしょうから。)

んで最終的な役、

「風」をどう表現しますか?

ここに、役者としての資質(センス)が問われます。

風に形はありません。
だからこそ、想像力と表現力が求められます。
人によっては無言で舞台を端から端まで走り去るかもしれません。
もしくは、口で「ひゅお〜〜」と音をたてるかもしれませんね。
もっと他の面白い表現方法があるかもしれません。

 

ここで注意してほしいのが、表現だからといって、決して「強風に煽られている人」などを演じない事です。

 

それは逃げです。
風の役ではありません。
風そのものを自分の持てるもの全てを駆使して表現するのです。

で、当たり前ですが、この表現に正解はありません。

その役者が与えられた役に対し、自分なりのアプローチをした結果の表現ですから。

 

 

 

ただね。

 

 

 

正解はありませんが、

にも関わらず演者の表現に対して受け手(観客)の評価に差が生じます。

 

 

 

何故か?

 

 

 

第一に、受け手の趣味嗜好というものがありますね。

どんなに世界的に評価されている役者の演技も、自分に合わなければ面白くありません。

それは仕方のない事です。

万人に受け入れられる役者なんてこの世には存在しないのですから。

 

そして、もう一つ。

評価に差が生じる原因があるのです。

 

それが、

 

 

 

演技力

 

 

 

です。

 

では、演技力とは何か?

超ウルトラスーパー身も蓋も無く一言で表すと、

 

演技力とは、

 

 


説得力

 

 

 

の事です。

 

受け手の目の前で表現されている演技に説得力があるかどうか?

これが演技力の正体です。

この「説得力」というキーワードを哲学に持たない演出が結構いる事に驚きます。

いえ、演出だけでなく、役者も持っていない・・・もしくは、思考の内に無い?ですかね。

オイラが十夢の役者たちに求めるのは「説得力のある演技」です。

 

先ほどの例で言えば、

「風の役になりきって舞台の端から端まで走り去る」

という演技を2人の役者が行ったとしても、同じような演技には絶対になりません。

 

体格やスピードが違うのは勿論、

なりきる度合いや、

身体の脱力。

感情の開放や視野の広さ、等々。

 

自分がどう見られているか、どう見せなきゃならないか客観的に理解しつつ、本気で表現する事。

説得力のある演技に必要な第一歩です。

 

ですからオイラは、

「自分は泣いてます」「自分は怒ってます」

という自分本位な演技は決して人の心に届かないと思っています。

 

「説得」というのは自分本位では上手くいきません。

相手がいることを常に頭に入れておかないといけないのです。

 

相手とは・・・?

セリフの掛け合いをする相手であり、最終的には勿論、お客様ですね。


実際には難しい事です。

十夢でも全員が理解している訳ではありませんし、全員が説得力のある演技が出来るわけでもありません。

目標としてずっと追い続けますけどね。


現在、月光のメインキャストは正しくそこで躓いています。

何度もダメ出しをされ、

何が正解か分からなくなってきている状態です。


どれだけ素直であり続けられるか?

オイラを信じられるか?

 

そして、

 

台本を読み、時間を費やせるか?

オイラもオイラでもう一度フンドシを締めねばなりませんね。
(ちなみにオイラはトランクス派)

 

無料公演です。

 

素人劇団です。

 

でもね、

 

 


十夢はすげーんだぜ?

 

 

 

って所をお見せしたいと思っています。

 


2016年12月公演 『月光を継ぐもの』
たまひよ公演 第5弾
2016年12月25日(日)
宮本公民館 講堂
〒273-0003千葉県船橋市宮本6-18-1
開場 15:30〜
開演 16:00〜
全席自由
無料公演

http://tomu.tv/?p=58

 

 

 

 

 


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